食品安全規格文書化ソリューション「HACCPクリエータ」 機能詳細
HACCPクリエータなら直感的に操作ができるので、誰でも簡単に手早くフローダイアグラムを書くことができます。特にフローダイアグラムの修正は作業効率が格段に向上します。

HACCPクリエータはフローダイアグラムの作図における様々な自動補正機能により、効率的でストレスのない作図作業を実現します。これらの機能は、フローダイアグラムを修正する際に特に効果を発揮します。沢山のフローダイアグラムを修正したり、複雑で工程数の多いフローダイアグラムを修正する際には、かなりの作業負担の軽減になります。
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接続線の自動補正機能
フローダイアグラム上の図形が削除されると、その図形の前後の図形の間で自動的に接続線が繋ぎ直されます。逆に、接続線の上に図形を配置した場合は、接続線が繋がれた形で図形が挿入されます。
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線またぎ自動変換機能
フローダイアグラム上の接続線が交差した場合、自動的に接続線の跨りを示す表示形式に変換されます。交差する接続線のどちらかを移動又は削除して交差状態が解消された場合は、自動的に元の表示に戻ります。
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リナンバリング機能
任意の工程図形を選択し、右方向や下方向へのリナンバリングが1アクションで可能です。それに合わせて選択外の図形の番号調整も自動で可能です。
また、工程を1つ追加や削除した場合、番号を1つずらすことも1アクションで可能となります。(※自動的に番号はずれません)

ページまたぎ自動変換機能
フローダイアグラムを作図していき、(印刷設定上の)ページの境界を超えた場合は、境界に跨る接続線が自動的にページ外コネクタ(他ページとの接続を表す記号)に変換されます。ページ外コネクタ同士のつながりを示す数字(又はアルファベット)は自動的に振られるので、手作業で番号を合わせるような作業は必要ありません。線跨ぎ同様に、ページの跨りが解消された場合は自動的に元の表示に戻ります。
専用の図形集が用意されているので、すぐにフローダイアグラムを描き始めることができます。これにより、作成者によってフォーマットがバラバラになったり、記述ルールの策定に時間が掛かってしまうということが無くなります。(図形は名称・色・形状を変更したり、新たに追加することもできます。)

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ISO22000:2018に準拠
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各画面の項目は、ISO22000:2018に準拠しています。各入力項目には、ISO22000:2018の要求事項番号を付番しています。

ハザードの認識
フローダイアグラム上の工程にハザードを認識し、ハザード図形を紐つけます。ハザードの種類別に色の異なる図形(緑:Biological,青:Chemical,オレンジ:Physical,ピンク:Allergy)を用意しています。これにより、フローダイアグラムを見れば、どの工程にどんな種類のハザードが有るのか視覚的にわかります。ハザードに関する情報はこのハザード図形に登録します。

ハザード情報の登録
ハザード図形をダブルクリックすると、情報登録画面が現れます。この画面には、ハザードに関する項目が用意されています。ハザードの管理手段がCCPに分類される場合は、モニタリングや許容限界に関する情報も併せて登録します。これらの項目を埋めていくことで、規格の要求を満たす文書化に必要な情報を網羅できます。ここで登録した情報は管理票自動出力機能により、ハザード分析表、HACCPプラン(OPRP/CCP表)として出力されます。

ハザード以外のHACCP関連情報の登録
ハザード以外の情報についても、それぞれ入力項目が定義された図形が用意されており、ハザード分析表と同様に一覧表として自動で出力することができます。
工程図形→工程管理表:各工程の作業手順や管理基準等の情報
原材料図形→原材料リスト:原材料の生物.化学.物理的特性や合否判定基準等の情報
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辞書機能
予め必要な情報を「辞書設定シート」に登録しておけば、辞書選択ボタンからの選択で、
各項目の情報が自動で登録されます。
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ディシジョンツリー機能
ディシジョンツリー形式で管理手段を選定できます。
管理手段の選定は自動選定されますが、自動選定した後に、手動で変更することもできます。
その他機能
危害図形の整列配置機能
工程図形に設定された危害図形を再配置し整列させることができます。
属性コピー機能
工程図形及び危害図形の属性内容を他の図形にコピーできます。
辞書の一括反映
辞書の内容を変更した際に、既に変更前の内容で設定されている項目を変更後の項目内容に上書き反映できます。

管理表自動出力機能
HACCP情報登録機能により、フローダイアグラム上の図形に登録した内容を数回のクリック操作だけで自動的にエクセル形式のハザード分析表やHACCPプラン(OPRP/CCP表)として出力することができます。これらの管理票はフローダイアグラムと内容(工程番号・工程名称等)の整合性を保った形で出力されます。この機能により、各種管理表類をフローダイアグラムと別に作成・管理する必要がなくなり、これまでのHACCP文書管理の大きな課題となっていた、文書間での内容の整合性の確保が格段に楽になります。

管理表一括取込機能
HACCPクリエータから出力されたハザード分析表等の管理票は、エクセル上で編集してフローダイアグラムに取り込み、ハザード図形や工程図形の各項目にその内容を反映することができます。例えば、何度も出てくる単語を変更する際はエクセル上で一括置換し、フローダイアグラムに取り込むことで、複数文書で何箇所も手作業で修正する手間が無くなります。この機能により、ハザード情報を含む全ての最新のHACCP情報をフローダイアグラムで一元管理できます。
HACCPクリエータにはフローダイアグラム同士やPDF、エクセル等の外部ファイルをクリック操作ですぐに呼び出せるようにするリンク機能があります。このリンク機能により、HACCP文書は品質管理担当者に維持管理しやすく、現場作業者には分かりやすい工程マニュアルとして活用できるようになります。
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関連文書リンク
業務に関係した文書をリンクし、フローダイアグラムから呼び出すことができます。PDFやオフィスツール形式等のファイル形式で存在する規定文書や個別のマニュアルといった外部ファイルをフローダイアグラムに紐つけることで、HACCP情報だけでなく作業手順や法令基準等の関連情報も必要に応じてすぐに呼び出すことが出来るようになります。リンクしたファイルの形式に応じたアイコンが図形上に表示さますので、どの工程に関連文書がリンク付されているのかひと目で分かります。
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階層化リンク
図表を階層的にリンクすることができます。製品毎に作成されるフローダイアグラムを製造拠点や製品群でグルーピングすることでアクセスメニューを簡単に作ることができます。
リンク機能活用方法
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工程マニュアルとしての活用
各図形にファイルをリンクすることができます。(リンクするファイル数に制限はありません)工程図形にその工程で必要な書類をリンクし、工程マニュアルとして活用することも可能です。
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メニュー画面(文書管理)としての活用
体系的なメニューを作成し、フローダイアグラムや各種マニュアルや帳票をリンクし、一元管理することができます。
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グループ管理機能
1つの製造工程で複数の製品を製造している場合について、1つのフローダイアグラムに、製品ごとに工程パターンを設定し、そのパターンごとに危害分析表を作成することができます。
また、納品先提出用や社内監査、第3者審査などで危害分析表などを使い分けることが可能になります。
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PDF出力機能
PDFへの出力機能でフローダイアグラムをPDF化することができます。HACCPクリエータのライセンスを持っていない方でも閲覧することができます。工程図形、危害図形に入力された情報はポップアップ表示機能で確認することができます。
付帯のカスタマイズツール(管理者キット)により、ユーザー様自身で、入力項目名の変更、選択項目の追加・変更・削除や帳票のタイトルや項目名の変更を行うことができます。これにより、各種認証規格(JFS等)への準拠、お客様ごとの管理項目、帳票フォーマットに合わせることが可能です。(※100%合わせることが難しい場合もあります)
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HACCPクリエータ 出力帳票サンプル
フローダイアグラム
ハザード分析表
HACCPプラン(単票形式)
最終製品の特性
工程管理表
原材料リスト
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